第12回 情報論的学習理論ワークショップ (IBIS2009) †このページはしましまが IBIS2009 に参加してとったメモです.私の主観や勘違いが含まれていたり,私が全く分かってなかったりしていますので,その点を注意してご覧ください.誤りがあれば,指摘してください. 10月19日 IBIS2009 1日目 †金融リスクと統計的学習 †金融リスク〜企業倒産の判別問題の現状と課題 [概要][資料] †山下智志(統計数理研究所・准教授) 信用リスク
典型的なデフォルト判別:
AUCを直接最大化することで,パラメータを最適化する
格付け判別モデル
金融リスクとコピュラ〜依存構造がリスクに及ぼす影響 [概要] †吉羽要直(日本銀行金融研究所・企画役、統計数理研究所・客員准教授) コピュラ
コピュラの種類
コピュラの比較
実用化に必要な技術
戸坂・吉羽などの資料 極値統計学 [概要] [資料] †高橋倫也(神戸大学海事科学研究科教授) 極値統計学
極値理論
ソフト
10月20日 IBIS2009 2日目 †企画セッション:音声・音響処理と機械学習 †スパース表現による音響信号処理 †亀岡弘和(日本電信電話株式会社 NTTコミュニケーション科学基礎研究所) 実世界音響信号処理
振幅スペクトログラムの分解表現
複素NMF
ブラインド音声強調
復号自己回帰系
機械学習に基づく音楽情報処理 †吉井和佳(産業技術総合研究所 情報技術研究部門)
HybirdRecommender
音楽の可視化
MusicCommentator:音楽と言語を対応付ける
歌詞の自動対応付け
音楽情報処理
音声系列パターン認識のための識別学習 †中村篤(日本電信電話株式会社 NTTコミュニケーション科学基礎研究所) 音声認識基礎研究
音声認識の正解率:収録方法,人数,発話スタイル,話題の範囲 に依存 確率的アプローチにおる音声認識:事後確率最大化 音声系列パターン認識で使われる手法の概観 †
LCore: 言葉と動作によるコミュニケーションを学習するロボットの知能化技術 †岩橋直人((独)情報通信研究機構 知識創成コミュニケーション研究センター)
コミュニケーション学習手法 LCore
単語学習 音声理解の学習
企画セッション:化学構造とその数理 †木構造および化学構造に対する特徴ベクトル:埋め込み、検索、構造推定 †阿久津達也(京都大学化学研究所バイオインフォマティクスセンター教授) 応用:糖鎖構造を木で表現し,似たものを検索する応用 木構造の比較
順序木の編集距離
文字列の編集距離
順序木の編集距離の近似アルゴリズム
無順序木の編集距離
特徴ベクトルからの構造推定
10月21日 IBIS2009 3日目 †「疎グラフ上のダイナミクス」 (オーガナイザー:三村和史、鹿島久嗣) †疎なグラフ上のダイナミクスの解析とその応用 †三村和史(広島市立大学大学院情報科学研究科知能工学専攻准教授)
経路積分を用いたランダムネットワーク上の同期現象の解析 †一宮尚志(京都大学大学院理学研究科数学教室 グローバルCOE 特定研究員) 振動現象
経路積分法で調べる
疎グラフ上での経路積分
疎結合位相振動子ネットワークのcavity法による解析 †上江洌達也(奈良女子大学大学院人間文化研究科教授) 免疫系のネットワーク
「ランキング学習の最前線」(オーガナイザー:小山聡) †Learning to Rank Methods †Hang Li (senior researcher, Microsoft Research Asia) Learning to Rank
Learning to Rankの問題点
Learning to Rank の分類
RankingSVM
IR SVM
ListMLE
AdaRank
応用
「パターン認識の新潮流」(オーガナイザー:中島伸一) †パターンとは何か――非記号計算と一般対象の情報計量 †石川博(名古屋市立大学大学院 システム自然科学研究科准教授)
「広がる機械学習応用のフロンティア」(オーガナイザー:井手剛、中島伸一) †顔と人体画像認識に生きる機械学習 †勞世竑(オムロン(株)技術本部) 顔認識技術
顔検出の難しさ:顔の多様性
コンピュータによる顔検出
Viola&Jonesの改良
人体検出
品質問題を解くプロセスデータ解析技術:産業応用の現状と課題 †加納学(京都大学大学院工学研究科 准教授) 製造業が抱える品質問題
ここでいうモデルとは ソフトセンサーの現状
PLS:出力 y と,潜在因子 z
異常検出 (多変量SPC)
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