相関ルール (association rule)

(バスケットデータの項目の記号を参照)

アイテム集合 \(X\subseteq\mathcal{I}\) が,トランザクション \(T\) を含むとは \(X\subseteq T\) であること.

アイテム集合 \(X\subseteq\mathcal{I}\) について,\(\mathrm{count}(X)\) は,バスケットデータ \(D\)中のトランザクションで,\(X\) を含むものの個数.

\(X,Y\subseteq\mathcal{I}\) が \(X\cap Y=\emptyset\) であるとする.相関ルール(association rule)は\(X\Rightarrow Y\) の形式で,「\(X\) を含むトランザクションは \(Y\) も含む」ことを示す.論理学でいう含意にあたる. \(X\) を前提部(antecedent),\(Y\) を結論部(consequent) と呼ぶ.

相関ルールの評価指標には次のようなものがある.

支持度と確信度が一定以上になるような相関ルールを列挙する解析がよく行われる. 例外を含むものや,バスケットデータ時系列を扱うといった拡張もある.

-- しましま

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Last-modified: 2010-02-11 (木) 16:13:00