多クラス (マルチクラス; multi-class)

識別問題で,クラスのとりうる数(定義域の大きさ)が2の場合を2クラス,3以上の場合を多クラス (マルチクラス; multi-class)と呼んで区別することがある.

\(k\) クラスの多クラス問題 (\(k \gt 2\)) を,SVMなど2クラスの 2値分類器で解く場合には,一対他分類器一対一分類器がよく利用される.

一対他分類器 (one-versus-the-rest classifier)

\(i=1,\ldots,k-1\)の各クラス \(i\) それぞれについて,クラス \(i\) なら 1を,その他のクラスなら 0 を識別する2値分類器を学習する. クラス \(k\) については,\(k-1\)個の分類器が全て 0 を出力すれば,クラス\(k\)と分かる.

複数の分類器が 1 を出力したとき,最終的な解をどれにするか決定出来ない場合もある.

一対一分類器 (one-versus-one classifier)

\(k(k-1)/2\)個のクラスの対 \(i,j\in1,\ldots,j\),\(i\ne j\) について,クラス \(i\) と \(j\) とを識別する分類器を作る. 最終的なクラスは多数決によって決める.

クラス A,B,C があるときに,AとBではA,BとCではB,CとAではCと分類されて,循環が生じ最終結果が決定できない場合がある.

これらの他にも,2クラス分類器で多クラス問題を解く方法には誤り訂正出力符号といったものもある.

-- しましま

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Last-modified: 2010-02-11 (木) 16:12:43 (2489d)