転移学習 (transfer learning) / 帰納転移 (inductive transfer)

転移学習 (transfer learning) の他,帰納転移 (inductive transfer),ドメイン適応 (domain adaptation),マルチタスク学習 (multitask learning),knowledge transfer, learning to learn, lifetime learning などの呼び名もある.

形式的ではないが NIPS2005 Workshop — inductive transfer: 10 years later で示されている次の定義が広く受け入れられると思う.

the problem of retaining and applying the knowledge learned in one or more tasks to efficiently develop an effective hypothesis for a new task

新規タスクの効果的な仮説を効率的に見つけ出すために,一つ以上の別のタスクで学習された知識を得て,それを適用する問題

知識を転移する元のドメインを元ドメイン (source domain),転移する先のドメインを目標ドメイン (target domain)という.

元ドメインと目標ドメインのデータそれぞれに,ラベル(教師情報)のある・なしの場合があるため4とおりの問題に分けられる. 元ドメインがラベルありのデータである場合が主に研究されて,さらに,目標ドメインにラベルがある場合と,ない場合は同じ程度の研究がある.

元ドメインがラベルありで,目標ドメインがラベルなしの場合は半教師あり学習と似ているが,半教師あり学習ではラベルあり・なしの両方のデータが同じドメインの同じ分布から生成されている.

-- しましま

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Last-modified: 2010-02-11 (木) 16:13:13