元と目標データの双方にラベルがある場合の転移学習に用いるAdaBoost.普通のAdaBoostとの違いを以下のとおり
- 弱学習器は,元データと目標データの両方を使って行う.重みはどちらのデータにも与えられている
- 弱学習器の誤差は目標データについて評価
- 誤差の大きな目標データの重みは増やして,そのデータを次の弱学習器で分類できるようにする
- 誤差の大きな元データは目標タスクと無関係と考え,その重みを小さくする
- 分類のとき,普通のAdaBoostでは全ての弱学習器を用いるが,TrAdaBoostでは学習の後半で獲得されたものだけを用いる
汎化誤差の上限も求められているが,元データを増やしても汎化誤差が減るような式にはなっていない.だが,実験的には元データが有効である場合が示されている.
-- しましま
関連項目†
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関連文献†