ハザード比 (hazard rate) は,ハザード関数 (hazard function) ともいい,確率変数 T について,確率密度関数 f_T(t) を生存関数 S(t) で割ったもの. h(t)=\frac{f_T(t)}{S(t)}=\frac{f_T(t)}{1-F_X(t)} ただし,F_T(\cdot) は T の累積分布関数.
ハザード比が変数 \mathbf{X}=[X_1,X_2,\ldots,X_n]^\top に依存し,ハザード比が次式で表されるモデル h(t)=\lambda_0(t)exp(\mathbf{\beta}^\top(\mathbf{X}-\bar{\mathbf{X}})) ただし,\bar{\mathbf{X}} の平均ベクトル,\mathbf{\beta} は係数ベクトル.提案した Cox の名前を付けて Coxの比例ハザードモデル と呼ぶことも多い.
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