このページはしましまが人工知能学会全国大会2010に参加してとったメモです.私の主観や勘違いが含まれていたり,私が全く分かってなかったりしていますので,その点を注意してご覧ください.誤りがあれば,指摘してください.
中田 康太,村上 知子(株式会社東芝研究開発センター)
末松 伸朗,林 朗(広島市立大学大学院情報科学研究科知能工学専攻)
高橋 和子(敬愛大学 国際学部国際学科)
松田 衆治,Nguyen Ha Hon,鷲尾 隆,河原 吉伸,清水 昌平,猪口 明博(大阪大学 産業科学研究所)
辻井 潤一 (東京大学大学院 情報理工学系研究科)
概要:Webなど,爆発的に増大する情報をその意味に基づいてうまく構造化することは,現在の情報技術にとって最大の課題の一つである.膨大な量のテキストから必要な情報を取り出したり,新たな情報を紡ぎだしたりするテキストマイニング技術は,このチャレンジの中核の技術である.マイニング技術は,これまで量の技術として発展してきたが,本講演では,言語の構造と意味とを結びつける言語理解技術がマイニングにどのように寄与し得るかの展望,および,そのための基盤技術の現状と課題について議論する.
中島 健志,原口 誠,大久保 好章(北海道大学 大学院情報科学研究科)
NguyenHuy Thach,鈴木 英之進(九州大学大学院システム情報科学研究院)
Muwazi Simona,Haraguchi Makoto(Hokkaido University)
佐土原 健((独)産業技術総合研究所)
松村 真宏(大阪大学 大学院経済学研究科)
計算機ではなく,人が発見する → それを促すための仕掛け
篠田 孝祐(産業技術総合研究所 知能システム研究部門)
田中 和広,鈴木 亨,松下 光範(関西大学総合情報学部)
岡本 真(アカデミック・リソース・ガイド株式会社),大向 一輝(国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系)
境 良太,松原 繁夫(京都大学)
櫻井 祐子(日本科学技術振興機構),横尾 真(九州大学 大学院システム情報科学研究院)
検索連動型広告オークション
大井 朋子,橋本 康弘,陳 昱,大橋 弘忠(東京大学大学院 工学系研究科 システム創成学専攻)
高橋 聡,山田 隆志,吉川 厚,寺野 隆雄(東京工業大学大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻)
森下 民平(株式会社シーエーシー),植野 真臣(電気通信大学大学院情報システム学研究科)
稲積 孝紀,十河 泰弘,清水 昌平,河原 吉伸,鷲尾 隆(大阪大学 産業科学研究所)
市瀬 龍太郎(国立情報学研究所),渡辺 曜大(会津大学コンピュータ理工学部)
上甲 昌郎(東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻),河原 吉伸(大阪大学産業科学研究所),矢入 健久(東京大学)
小林 郁夫(慶應義塾大学 SFC研究所),諏訪 正樹(慶應義塾大学環境情報学部)
数原 良彦,片岡 良治(日本電信電話株式会社)
山本 覚(東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻,アイオイクス株式会社),松尾 豊(東京大学)
谷 直紀(東京大学大学院情報理工学系研究科),ボッレーガラ ダヌシカ(東京大学 情報理工学系研究科),石塚 満(東京大学 大学院情報理工学系研究科)
鶴田 雅信(豊橋技術科学大学 電子・情報工学専攻),増山 繁(豊橋技術科学大学)
酒巻 智宏(東京大学工学部システム創成学科),大向 一輝(国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系),丹 英之(株式会社アルファシステムズ 経営企画本部技術推進部),武田 英明(国立情報学研究所)
黒崎 政男(東京女子大学)
概要:近世哲学の開祖のひとりホッブスは,有名な『リヴァイアサン』(1651)の冒頭で「人工人間(artificial man)」について述べる.「生命とは四肢の運動にほかならず,時計のようにバネと車でみずから動く自動機械は人工生命を持つと言ってよいのであるから,人間の技術は人工人間を創りうる」.ギリシャ時代のピグマリオン伝説をはじめとして,人類の歴史は常に人工人間の存在を想定してきた.これらに見られるような,アンドロイド(=man-like)型ロボットを想定するという人間の思想は,決してひまつぶしの,あるいは興味本位のものに留まらない.なぜならそれは,人間とはなにか,という哲学的問いのひとつの正当な視点にほかならないからである. 知能は記号的操作による演算のみで成立するのかそれとも直観的な働きが不可欠なのか.機械の心とは関係論的把握によって捉えられる虚焦点なのか.ロボットと人間の境界がメルトダウンしていくことの意味はなにか.これらについて論じてみようと思う.
計算と直観,ディープブルーとカスパロフ,プロ棋士の直感力
唯物論+計算主義 以外の同時代の哲学
人間はチェスで負けたのか?(1995)
アマチュア=プロ棋士=羽生名人
アンドロイド(man-like),意味の投げ込み,人間の自己理解の変容
man-likeなジェミノイド:人間にこころを感じさせる → 意味の投げ込みを感じさせる
苣木 禎史 (熊本大学)
http://kaigi.org/jsai/webprogram/2010/session-134.html
概要:本論文では,数値解析ソフトウェアである GNU Octave Ver.3 を紹介する.Ver.3 になり,さらにMATLABとの互換性が高くなった無償で利用できるソフトウェアである.インストールから利用の仕方について述べる.また,ツールボックスを用いて信号処理の具体的な例を示す.
octave
構成
稲見 昌彦(慶應義塾大学)
概要:UIの観点から人と情報世界との関係を考えたとき,「ディスプレイ」と名付けられたデバイスが象徴するように,いかに情報を現前させるか,加算するかということが重視されてきた.制御には加減が必要であり,情報を減算するための研究も重要である.インタフェースそのものの存在を認知的に透明にすることで,人は自らの能力が拡張したかのような感覚を得ることができる.本講演では人のI/Oの拡張を目指したAugmented Humanの研究を紹介するとともに,透明人間インタラクション,透明ロボットについても触れる.
動機
インターフェース
透明性
認知的透明性:無意識に利用できる道具
透明なものを提示
工学に身体性を取り戻す
村上 知子,中田 康太(株式会社東芝研究開発センター)
石垣 司,竹中 毅,本村 陽一(産業技術総合研究所 サービス工学研究センター)
竹中 毅(産業技術総合研究所サービス工学研究センター),新村 猛(がんこフードサービス株式会社,産業技術総合研究所サービス工学研究センター),石垣 司,本村 陽一(産業技術総合研究所 サービス工学研究センター)
阪本 雄一郎(佐賀大学),益子 邦洋(日本医科大学千葉北総病院),本村 陽一(産業技術総合研究所 デジタルヒューマン研究センター),西田 佳史(産業技術総合研究所 デジタルヒューマン工学研究センター),石垣 司(産業技術総合研究所 サービス工学研究センター),横田 裕行(日本医科大学)
松原 仁(公立はこだて未来大学)
概要:「社会におけるAI研究会」は,社会の様々な問題に対し,AI分野の様々な知見を適用することで問題解決を図る事を目的として,2006年に人工知能学会第二種研究会として活動を開始している.AIは積み木の世界を離れて実世界を対象としようと言われて久しいが,実世界といってもAI技術がうまく適用できる単純な実世界を対象とすることが多かった.本研究会は複雑な実世界を対象とする研究を志向している.複雑な実問題に対してAI技術のみで対応できるなどということはありえない.AI技術以外のさまざまな要素を組み合わせることではじめて対応できるようになる.そのため従来はAIの成果を示すための対象として適当ではない(もっと端的に言えば論文が書きにくい)という理由で正面から社会的に重要な問題を取り上げることを避けてきたと思われる.このままでは AIはいつまでも実問題に対応できない.本研究会では技術の一つとしてAI技術を含むような取り組みを積極的に取り上げていく.
AIの歴史
函館市:2009年に札幌を抜いて魅力度ランクが1位,観光意欲ランクでも1位
目標
小池 亜弥,白井 康之((株)三菱総合研究所 情報技術研究センター)
三野 陽子,小林 一郎(お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科理学専攻)
佐藤 史盟(電気通信大学情報理工学研究科総合情報学専攻),大瀧 篤,服部 清彦,佐藤 寛之,髙玉 圭樹(電気通信大学)
神嶌 敏弘,赤穂 昭太郎(産業技術総合研究所),佐久間 淳(筑波大学 システム情報工学研究科 コンピュータサイエンス専攻)
質問
海野 裕也(日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所),那須川 哲哉(日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所)
谷口 裕大,殿生 剛士,杉村 博,松本 一教(神奈川工科大学 情報工学部)
村上 明子,ルディ レイモンド(日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所)